動画初心者向け
動画発信のイロハ
動画発信を考えている方向けに
公職選挙法を遵守する撮り方・話し方など、
動画を作る手順をまとめています。
動画データを他者に送る方法
撮った動画データを自分以外の人に送りたくなったことはありませんか?
編集を依頼したいときや、公開作業を他者に依頼するような場合、動画データをその人に送る必要があります。
そのような場面で、動画データを他人に送る場合にはいくつかの方法があります。
この投稿では、動画データの代表的な共有方法についてまとめています。
具体的な手段は、以下のような方法です。
先に選挙動画ドットコムで一番推奨している共有手段を紹介しておきます。
おすすめは、「③のクラウドストレージを使って送る」です。
ここでは、その理由と他の手法について解説いたします。
①LINEなどのチャットアプリで直接送る
スマホやPCなどで一番気軽にデータをやり取りする方法です。
LINEやFacebookのメッセンジャー、Slackやchatwork等のチャットツールには動画を読み込む機能があり、写真を送る感覚で動画も送ることが出来ます。
手軽にやり取りできる点がメリットですが、これらのアプリやソフトは元々大容量のデータをやりとりするためのソフトではないため、扱えるデータ容量や動画の長さに制限があったりして不便な場合があります。
また、LINE等では動画を直接やり取りする場合画質や色味に劣化が発生する場合があり、編集用のデータを送るのには適していません。
(逆説的に、強制的に圧縮がかかる点を利用して、動画を軽くしてすぐに送るためにLINEを使うという発想もできます。)
動画データを劣化してもいいので急いで送りたい場合は、この手段を使えると非常に便利と言えます。
②PCメールに添付して送る
写真やpdfなどをメールでやりとりしたことがある人は沢山いると思います。
その感覚で、Gmailなどでは動画データも添付ファイルでやり取りすることが可能です。
しかし、PCメールは添付するデータ容量の制約が強く、大きいデータを添付して送ることはできません。
写真やpdfと違い動画はデータ容量が大きくなりますので、PCメールで送ることはほぼできないと考えてよいでしょう。
③クラウドストレージを使って送る
選挙動画ドットコムがおすすめるする一番効率的な手法です。
クラウドストレージと呼ばれる、ネット上にデータを保存し、そのデータをダウンロードできるURLを共有することで、データのやりとりができるようになるという形式です。
クラウドストレージサービスは近年もっとも進化したIT技術の一つで、登場してから月日が経つにつれどんどん便利になっていきました。
やり取りできるデータサイズの拡大、パスワード機能やDL制限の付与などのセキュリティ対策の強化、スマホやPC両方に対応した利便性など、利用するメリットは沢山あります。
近年の著名なクラウドストレージサービスなら数百GBもの超大容量データもやりとりすることができ、動画データを他人に送る上では最適と言えるでしょう。
おすすめのクラウドストレージサービスは以下の3つです。
1.ギガファイル便
2.宅ファイル便
3.dropbox
こちらの各サービスの詳しい解説についてはまた別の記事でご紹介いたします。お楽しみにお待ちください。
④SDカードやUSBメモリ・HDDに保存して物理的に渡す
最後に紹介するのが、こちらの「SDカードやUSBメモリ・HDDに保存して物理的に渡す」です。
この手段のみ、ネットでのやり取りではなく、物理的なメディアを使用した現実での受け渡し方法になります。
近年ではこのような物理メディアを用いたデータの共有は減少傾向にありますが、動画データを共有する場合は今でも一般的と言えます。
その理由はただ一つ、ネット環境に影響を受けずに安定してデータをやりとりができるからです。
例えば、自宅のpcやWifi環境下では動画のデータを送ることは難しくはないでしょう。
しかし、そのネット回線が何らかの不調により速度が低下した場合、一気に動画データはやり取りしにくいものとなります。
また、そもそもネット回線がない場所ではデータのやり取り自体ができません。
そんな場合でも、SDカードやUSBメモリ、HDDといった物理メディアに動画をいれて他人に渡せば、すぐに動画データを共有することが出来ます。
また、「大きいデータを早く共有する」場合は、ネットにアップロードして、共有者にダウンロードしてもらうよりも早くデータを渡せる場合があります。
理由があって数百GBにも及ぶような動画データを送る場合は、物理メディアで渡すことも検討しましょう。